愛に生きる男の過去日記
2月15日『果』〜4月3日『佐』


 


 一番欲しかった人からもらえました。


 義理じゃけどね。やっぱ好きなんじゃもん、しょうがないよなぁ(笑)。
2004年02月15日 02時53分37秒


 
 前回の日記、いやぁホントに嬉しかった(悦)。
 さてその他にはと言うと、身内以外ではもう一件もらった。



 前回の日記の分も含めて手作りなんてモノをもらったのは初めてだったので、今年は何かイイコトあるかなぁと思う今日この頃。

 で、上の画像のチョコを作ってくれたのは大学の後輩である。そしてである。話題の組織・「愛に生きるバド部(笑)」の部員でもある彼の名を、仮に「た○やん」としておこう。


た○やん


 ここでその川本君と、そして私の為にも力を込めて言っておくが、断じてそういう関係ではないので誤解のないように。
 もともと川本君は料理、特に菓子作りが特異 得意で、以前にも友人の誕生日にとケーキを焼いてきたりもしているのだ。実際彼の菓子作りのウデはなかなか見事なもので、ホントに美味い。今回も「一応バレンタインなんでみんなの分作ってみました」とのことだった。
 何がどう「一応」なのかはともかく、やはり美味かった。画像では紙コップの中にボール状のチョコが入っているのが確認できると思うが、実はその下にティラミスが入っているのだ。もちろんこれもお手製。本人曰く「レモン果汁を入れ過ぎて、ちょっと失敗したかもしれません」と言っていたのだが、逆にそれがインパクトとなり、チーズケーキ風の香りがして非常に気に入った。私自身は料理をよくするのだが、菓子には明るくなくティラミスやチーズケーキの作り方なんぞ皆目見当もつかない。川本君の隠れた特技にただただ感心しつつ、彼の作品に舌鼓を打つのであった。折しも昨日、別の後輩がホットケーキミックスの『玉子2個』というのをウズラの玉子で作ったというミラクルな話を聞いたが、まぁ、人にはそれぞれ向き不向きがあるしね。川本君にもミラクルな後輩にも幸あれ。

 ともあれ川本君のチョコはとても美味しく頂いたのだが、ここで考えることが一つ。


 ホワイトデーは…?
2004年02月19日 15時55分04秒


 
 17日、ブンメシの公演『診せられて』を観に行った。BBSにも書込んであるようにそもそも公演自体は16日(月)までの予定だったのだが、連日の満員御礼のために急遽17日の追加公演決定となったのだった。また私の方も怒涛の2月が幕を開けとにかく予定がつかず、そんな時に今回の追加公演はまさに渡りに船だった。


 『診せられて』の内容はブンメシのHPでも確認できるのだが、少しだけ内容に触れると、舞台は眼科です。


 さてこの『診せられて』、先にみた後輩から『アレは絶対観た方がいいよ!!』と言われていた。私自身もブンメシのメンバーと旧知であることから微力ながらもお手伝いさせていただいており、その完成・公演を楽しみにしていたのだ。
 いざ劇を観終わっての感想だが、これは筆舌に尽し難い。言葉で表現するのも不可能ではないのだろうが、やはりどうしても想いの全てを伝え切るのは難しいように思う。いわゆる芸術・文化的なものの喩えよろしく、実際にその場でその空気を感じたもの、感性が反応したものが各人において第一義的な意味を持つゆえであろう。敢えて言葉にするなら、「イイ。」というのが一番しっくりくるのではないかと思う。残念ながら今回の公演は終わったが、既に次回公演の企画も立ち上がっているとのこと。今回は行かれなかったという人も、ゼヒ行ってみてほしい。

 今回の公演では『ブンメシをかこむ会』というものが催されている。公演会場はビルの3階だが、その1階にちょっとしたスペースがあり、そこに公演後、ブンメシメンバーと観客とが一座に会してワイワイとやるのだ。テーブルにはお菓子とドリンクが置かれ、それらを手づから紙コップに分け合って歓談、といった具合である。どこか遠くなりがちな「劇団」と「観客」との距離を縮める、むしろ本来近いものだというのを再確認させてくれるいい場となった。また役者たちと観客だけでなく、観客同士でも初対面ながら話をしたりと、更に人の環が広がっていく。全く以て、いい千々秋楽だった。
 で、その「囲む会」。開始時には間違いなく、テーブルの上にはソフトドリンクだけだったのだが(汗)。まず泡盛(久米仙)がのし付き一升瓶で差し入れされ、そしてブンメシの作家・演出家である末田晴嬢のちゃんちゃんこのポケットからはブラックニッカが登場した。
 それからの「囲む会」会場の様子は推して知るべしである。

 最後に、今回本人たちの承諾を得て(いるハズ)、この場を借りてブンメシメンバーを紹介したい。ステキな公演をプレゼントしてくれたメンバーと、それを支えた全てのひとに拍手。







事務局長・舞台監督
ムラキチョフ・カツコフスキー 村木克彰



劇作家・演出家
末田晴



役者
末武太

















ブンメシ代表・役者
河村竜也

 

 ビバブンメシ(笑)。
2004年02月20日 11時28分33秒


 
 23日の月曜日、お師匠様から呼び出しがあったので研究室に向かった。お師匠様は今年度で定年退官されるため研究室およびご自宅の書斎の整理をされており、前もって来ていたメールの内容が譲りたいものがあるので来てくれとのことだった。昨年秋の論文提出失敗以来、はっきり言ってお師匠様に会わす顔がないのだが、こうして気に掛けてくださり、感謝の言葉も無い。だがお師匠様が私に求めているものは、感謝の言葉ではなく、完成した学位論文だろう。待った無し。

 さて当日、予定の15時になったので、図書館に荷物を置いたまま学部棟の6階にあるお師匠様の研究室に向かった。ドアをノックして部屋に入ると、お師匠様はマスクと手袋を装着してさながら防疫官のようないでたちだった。


 「おお、来たか」


 そう言うとお師匠様は私に、隣のゼミ室に行くように促した。ゼミ室の本棚にもお師匠様の蔵書がいくらか置いてあり、私もよく研究に利用していたのだ。その中から数冊いただけるものと思ったのだがその予想は、良くも悪くも裏切られた
 お師匠様に促されるままに、共にゼミ室に向かう。部屋に入ると同時に私の目に飛び込んできたのは、机の上に積み上げられたおびただしい量の本たちだった


 「これみんな、君にやるから。しっかりやらないとね。」


 いつもの変わらない飄々とした口調でお師匠様。そう言って積み上げられた本を見始め、一言ずつ説明をし始めた。これらの本は全てお師匠様が読んでこられたもので、弟子というにはおこがましいが、そういった本を譲っていただけるのは本当に嬉しいのだ。本の内容も「岩倉具視関係文書」や「高宗時代史」といった一次史料として価値の高いものや「近代朝鮮外交史研究(ハングル)」のようなお師匠様や私の専攻分野に関する研究書はもちろん「アジア時代の日中関係」や「核軍縮」、「保護主義」、「文化と経済発展」といった政治経済系のものから「文明の誕生」、「『「いき」の構造』を読む」、「日本の家紋」などカバーする範囲は頗る広く、果ては「言語学序説(ハングル)」や「日本語音声学」、「ウラル・アルタイ言語族比較言語学的概観」などに至る。言語学の文献が多いのだが、 お師匠様は「むかし言語学もやっててね」とサラリの言ってのける。ロシア語やドイツ語が読めるってのもうなずける話だ。

 ともあれ有難く頂戴することになったのだが、問題はその数。とても一抱えにできるような量ではないのだ。そこで 運悪く たまたま居合わせた後輩2名に「3バット+コーヒー」を報酬にヘルプを頼んで何とかひげ車のトランクに積み込んだ。
 車に積んだので当然自宅までは持ち帰ることができたのだが、問題はそれからだった。我が家は3階建てのビルのようなカタチになっており、「狭い・真っ直ぐ・急勾配」と三拍子そろった階段が待ち構えている。さらに頑張って3階まで持って上がったとしても、収納するスペースが無い。というわけでこの日は、車から降ろして階段に積んでおくことにした。その日はtenが板を借りに来たのだが、ten車(かなぶん)我が家を出発すると同時に降ろし始め、その後彼が帰宅するまでの30〜40分間が「降ろす」という作業にのみ費やされたことからもその量を推し量っていただけるだろう。

 しかし何日間も階段に放置しているわけにもいかないので、直ちにこれらの書物を収納すべく自室の大改装がスタートした。現在私は、元々の私の部屋と 別居 結婚して所帯を構えた兄が使っていた部屋の2部屋を使っている。前者が「ひげ基地」であり、後者はデスクを置いていわば書斎のような使い方をしている。その部屋にはかつて兄が使っていたベッドが残されており、これに衣装ケースや衣類などを置いて物置として使っていたのだが、まずこの上およびベッド下に収納されていた引出物系の食器類を総て片付け、ベッドを解体した。
 こうしてできたスペースに本棚を設置するメドが立ったので、今度は階段に置いてある書物を持って上がる作業に。本棚を買ってしまう前に書物の量を把握しておかないといけないと考えたためである。前述のように我が家の階段は三拍子そろっているので、これが結構キツイ。しかもそれ自体には何の感動もない地味な作業なのだ。何回3階まで往復しただろうか、ともあれひげ基地に仮置きするところまではこぎつけた。そのとき撮ったのがこれ。


 



 んー、迫力満点(苦笑)
 3階までモノを上げたので、今度は実際に収納する作業に。持って上がり部屋に積み重ねる過程でおおよその数量が把握できたため、近所のホームセンターで本棚を2つ購入。これに倉庫で使われずにあったものを加え、計3つの本棚を新設した。ここからも、時折混ざっているスゴイ文献に「うをっ!?」とかヘンな声を上げつつも、ひたすら地道な作業が続く。


 で、改めて数を数えてみたのだが、今回いただいた分だけで書籍・冊子が339冊、お師匠様が集めてきた資料のスクラップブック(B4)が53冊。また別の機会にも論文を百数十本いただいたりもしており、今回も「まだ他にもあるから。」とおっしゃっていた。今回この量の本を目の当たりにした時には「これは何かの罰ゲームか?」と思いもしたが、最後の最後まで気にかけていただいて、この上なく有難く思うと同時に自らの不甲斐無さに身につまされる思いがした。



 ともあれこうして無事に全部収めきることができたのだが、確かに書物の整理はできた。が、それに伴うモノの移動やら何やらのために案の定収拾がついていない(悩)。まぁこれも地道にやっていこうかな、と。もうすぐ衣替えの時期だしね。
2004年02月29日 00時09分04秒


 

恋をして恋を失ったほうが、一度も恋をしなかったよりもましである。

―――――テニソン
2004年03月02日 13時51分54秒


 
 幸せな写真。























 んー、シアワセ(悦)。
 
2004年03月08日 23時33分27秒


 
 このところどうも、物をよくなくす。
 今月に入ってからエロスの指輪の行方が分からなくなっているし、つじあやのの『春は遠き夢の果てに』というアルバムが見当たらない。先週からずっと家宅捜索を続けているのだが、どちらも一向に見付かる気配が無い。意図せず部屋がどんどん片付いていくのは結構なことなのだが、アルバムの方は4年前に買った私とつじあやのの出会いとなった物で、結構思い入れがあるのでちょっと切ない。新規にもう一枚購入しようかと本気で検討しているくらい、お気に入りのアルバムなので。『ひょっとしたら、誰かに貸しているのを忘れてるだけかも』なんていう可能性の極めて低いオチに一縷の望みをつなぐ今日この頃であります。ホント、誰か貸してませんでしたっけ(泣)?

 何回か前の日記にも書いたように、お師匠様から罰ゲームで400冊近い書物を頂いた関係から大掃除&大改装をした「ひげ基地」だが、前にも増して居心地の良いスペースになった。『“使うかも”は使わない』を合言葉に物品整理を断行した結果である。何度か模様替えを経ているこの部屋だが、これまでで一番空間を上手く活用できていると思う。

 だったら、『さー部屋片付けよっ』が毎週末の合言葉になっているのは何故なんでしょうか(汗)。帰宅すると鞄は所定の位置において、着替えて脱いだ服はハンガーに掛けるか洗濯カゴに入れている。使用頻度にしたがって物の置き場所も見直したし、今更ながら『出したらしまう』を心掛けるようにしている。なのに毎週末になってみると何やかんやと散らかっている。確かに、片付ける時に「今のところこれはここに置いといて…」てなことをやっているので毎週片付けてもその実は片付けてないということも言える。今こうして部屋を見回してみても「片付けてある」というよりは「とりあえず置いてある」のような物が結構ある。しかしそれらは先週も同じ位置にあり、実際毎週末の片付けの時にはそれらは片付ける対象にはなっていないようなのだ。

 一体全体自分が毎週何を片付けて、そして毎週何がどうなって散らかってしまっているのか訳がわからない今日この頃。まったく…
2004年03月14日 17時26分38秒


 
 このサイト、トップページに「最近の愛に生きる男」という名前で更新情報を載せてはいるが、特に履歴として保存しているわけではない。だが日記には日付が添付されるしBBSの書込みも同様、リンクは基本的に先着順で足していっているので特に差し支えはないだろう。問題はそう、『真向勝負』だろう。ページの最初に「公開から約2ヶ月…」という表記があるので、恐らく7月中〜下旬のものではないかと想像はつく。しかし最早これを公開した正確な日付など覚えておらず、既に8ヶ月が経過したにもかかわらずいっこうに『回答編』が公開される気配がないことに改めて驚いている。まぁ自分で驚いとるようではいかんのですが(悩)。8月末に質問を締め切っており、当初は「後期開始にあわせて公開」という構想だったと思う。それが「冬までには」、「年内」と なし崩し 延び延びになってしまい、今では「年度内」も危うい始末。ホント、すんません(汗)。 頑張りますんで見捨てないでくださいおねがいします

 で、そんな普段は時間には律儀な「愛に生きる男」がこのクソ忙しい年度末に放つ暴挙期間限定新企画がコレ!題して




「愛に生きる男」杯争奪
2004年カープの開幕スタメンを当てよう
選手権大会

(芝・1600b)



 内容は読んで字の如く、我等が愛する広島東洋カープの2004年シーズン開幕戦のスタメン予想をしようというものです。以下、簡単に要項を記載します。


・予想するスタメンは投手を含めた9人。
・打席順に列挙し、守備位置を指定する。
・打順が当っていれば1ポイント、守備が当っていれば同じく1ポイントを配分。つまり18ポイントが満点。
投票はBBSへの書込みのみ。訂正はレスで。
・最高得点者には恒例のブツを。 満点が出た場合はまた何か考えましょう。
・投票参加資格は、特に設けません。いままで「見るだけ」だった人も積極的に参加してみてください。
・書込み期限は4月1日 24時ちょうどです。これ以降の書込み、訂正は無効とします。
・その他何らかの問題が生じた場合は、基本的にその都度対処です。



 こんな感じです。注意すべき点は、BBSに書込んでもらうという点くらいでしょうか。その際に自分なりの分析などを書いてもOKです。書込みの例を示しますと


1番 右翼 緒方 
2番 二塁 木村(拓)
3番 三塁 衣笠(オーバーエイジ
4番 中堅 山本浩二(オーバーエイジ
5番 左翼 前田
6番 一塁 ロペスワグナー(廃人)
7番 遊撃 ジーター
8番 捕手 達川(廃人)
9番 投手 マテオ(ドミニカ人


 このようになります。BBSへの書込みの際も、基本的にこの体裁に倣ってください。
 この場合たとえば、緒方が守備が中堅でも「打順で1番」に入っていれば「1ポイント」、打順が3番でも「守備で右翼」に入っていれば「1ポイント」、「1番・右翼」でスタメンに登録されていると「2ポイント」が加算されます。「3番・中堅」でのスタメンの場合は0点。つまり出場だけでは、得点は付加されませんので注意してください。こういう計算で、ポイント加算をします。

 この後私の予想をBBSに記入します。皆さんからのアツい予想(←解釈の仕方は任意)、お待ちしとります。
2004年03月21日 01時56分05秒


 
 
大地を一歩一歩踏みつけて、
手を振って、
いい気分で、
進まねばならぬ。
急がずに、休まずに。

―――― 志賀直哉
2004年03月23日 01時29分35秒


 
 本日4月2日はプロ野球セ・リーグの開幕でありまして、日記「鯉」において開催告知しておりました愛に生きる男杯争奪・2004年カープの開幕スタメンを当てよう選手権大会(芝・1600b)の結果が判明する日であります。BBSには私を含めて5名の戦士がその知略智謀の粋を結集し、それぞれの予想スタメンを披露してくれた。それぞれに自分勝手な個性的な予想スタメンが並べられたが、ここでその結果を確認してみようと思う。

 まずは『正解』となる実際のスタメンは以下の通り。

1番 中堅 木村拓
2番 右翼 嶋
3番 二塁 ラロッカ
4番 遊撃 シーツ
5番 左翼 前田
6番 一塁 栗原
7番 三塁 野村
8番 捕手 石原
9番 投手 黒田

 この『正解』をもとに、各予想スタメンの得点を計算してみると

愛に生きる男=16点
・TNA2=16点
sin=16点
あみーご@amigocorporation=12点
・さ=18点(満点

 という結果になりました。引越しの関係でネット環境が整わず事前修正がきかなかったあみーご@amigocorporationを除くと全員が一人外したのみとなっていることから、今年の開幕スタメンもおおむね予想の範囲内だったと言えるだろう。ポイントとなったのは「若手枠」で、嶋、栗原、朝山、森笠らの名前が挙げられたが、ここまで好調を維持してきた嶋とオープン戦終盤に調子を上げてきた栗原が当確。決して状態は悪くないものの決定的なインパクトに欠けた朝山、森笠らが外れた格好となったのだろう。
 ともあれその中でも、見事にスタメン9人を完璧に的中させた「さ」に拍手。満点を獲得した「さ」には、賞品としてナニかを差し上げます。お楽しみに。
 本当ならここで2004年開幕戦を振り返る、なんて事をした方が趣旨に適うのだろうが、如何せん眠いので割愛します。



 コラコラそこ、「『真向勝負』はえらい待たすのに、こんな企画のレスは早いんだな」とかいうツッコミはやめんさい(汗)。
2004年04月03日 00時54分32秒







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