愛に生きる男の過去日記
2007年11月21日『風』〜2008年1月18日『曰』



 こんばんは、「愛に生きる男」であります。
 今度の週末は友人の結婚式で神戸に行くんですが、9月の東京遠征とは違って今回は日帰りです。新幹線でも1時間ちょい、式と披露宴は昼過ぎからで夕方には終わるので。短期決戦&滞在中の大部分は式なのであまり大きな動きはありませんが、一応「雑記帳」で恒例の旅日記を展開させようと考えています。期待せずにお待ち下さい。


 えーっと、





何でまだ扇風機が出てんだ

俺の部屋は(悩)。









 今年は1台だけだから、多少は成長したってことかな…(汗)。  

2007年11月21日 21時58分02秒



 こんばんは、でトップページの画像を変更した「愛に生きる男」であります。
 背景に写り込んでいるのは移転中の「新・ひげ基地」です。だいぶ部屋らしくなってきましたが、ちょっと油断すると通常考えられないくらい物が散乱します。こりゃ住人の問題ですね。


 クリスマスが近いという事は、今年も残すところあと僅かということになる。ここまでの11ヶ月はどうだっただろう?年の瀬が近くなると毎年「今年の漢字」というのが発表される。なかなか濃い私の2007年だが、それを代表する漢字を考えてパッと思いついたのが「」である。もちろんこの一字で全てが包含され万事を説明し得るわけではないので、全体の総括は12月に改めて行うつもりではあるのだが。

 「忙」。読んで字の如く、本当に忙しい一年という印象が強い。基本的に現場処理で対応要領が良くないのでいろんな事に追われるというのはあるのだが、それにしても、だ。今にして思えばもっとシンプルに、簡便にこなすこともできたと思う事も多いのだが、気が付くとギリギリまで一つ事に捕らわれることも多い。自分の不器用さ加減にはもはや苦笑いするしかないのだが、友人に言われた「手ぇ抜けばいいとこまで一生懸命やってしまうけえね。それがお前のええとこでもあると思うよ」との言葉がせめてもの救いだろう。いや“せめてもの”ではなく、非常に有難い、嬉しい言葉だ。しかし自分自身としては自らの(公私を問わず)仕事の出来には甚だ不満足な状態であり、有難い反面それに甘えてはイカンと思う。

 こうした実際上の葛藤に対し、それを上回る勢いで私を襲ったのが自分自身の内面に関してである。この「忙」という漢字、文字の成り立ちから見ると「りっしんべん」+「亡」となる。「りっしんべん」は「心」なので、すなわち“心を亡くす”状態を意味する文字と言える。この点こそが、私がこの漢字を選んだ理由である。物事に追われ、追いかけるうちに徐々に余裕を失っていき、気持ちが殺伐としかけた時期があったのは確かである。それが自分自身でも感触として把握することができ、しかし対処するに上策が見当たらずまた“心を亡くして”いく、そういう連鎖に陥りかけた。何とか踏ん張りきって最悪の事態は免れることができたが、その時の危機感、恐怖は筆舌に尽くし難いものだった。この強烈な経験ゆえに、「忙」という字を連想したのである。

 この漢字一字にまつわる事だけでも、非常に示唆に富んだ一年だと感じる。それらの示唆を受けてどう開花させるかが、2007年の残り1ヶ月と来るべき2008年に向けての課題だろう。自らに対する不満足感と、本当に恐怖した経験。言うなれば“腫れ物”でもあり目を背けたくもなるところだが、同時に突破口ともなる。課題がありそこに対峙する勇気があれば、まだまだ上に伸びることはできるはず。頑張っていこう。  

2007年11月28日 22時00分10秒



人間を作るのが理性であるとすれば
人間を導くのは感情である。
―――――ルソー
2007年12月5日 20時46分01秒



 こんばんは、スタッドレスへの交換を済ませた「愛に生きる男」であります。平野部ではまだ雪は降ってないしちょっと早い気もする、ってか今年は雪は降るのか?って感じですが、降ってしまった後では手遅れだし。山越えで不意の凍結路に出くわさないとも限らないし、そう考えると保険ですね。


 ここ最近、映画を観てない。本当に(苦笑)。
 元々そんなに足しげく映画館に通ったりはしていないが、映画そのものは好き。DVDレンタルも悪くないが、やはりあの大スクリーンで見るのは迫力が違う。やっぱ映画館がいいなぁと思う今日この頃。自宅から徒歩10分で映画館に行けるものの年1回行けばいいほうという体たらくの私が言っても今一つ説得力に欠ける話だが。

 一番最近映画館で観た映画は『硫黄島からの手紙』、その前が『ナルニア国物語』だったと思う。どちらもふと思い立って一人で観に行き、特にその作品に興味があったわけではない
 その時のことを思い起こしてみると、よくある話でもあるが、何らかの形で気分転換を図ろうとしていたのだろうと思う。特に『ナルニア』の場合はそれが分かりやすく、この映画を観に行ったのは2006年の2月頃、博士論文の最終審査が済んで判定待ちの頃だった。前年秋から続くロングランの論文審査に加え年初から引き込んだ風邪が気管支炎に進行するなどまさに心身ともに辛い時期であり、論文審査が“人事を尽くして天命を待つ”という段階に入った際に不意に「…映画でも観にいくか」と思い立ったのである。そういう時だったので、『ナルニア』のようなファンタジー作品は気楽に観ることができて心地よかったのを覚えている。

 この“心地よさ”。これが今の自分に欠けているのではないか、そう思う時がある。有り体に言えば、自分自身の存在に対して居心地の悪さを感じることがあるのだ。その所以は、おそらくはこの数年来格闘している内的自己と外的自己の問題だろう。この点をいかに克服し自己を止揚させるか、もちろん一筋縄ではいかないことは重々承知しているが、これが今後も取り組んでいくべき課題として存在感をさらに増しつつあると感じる。必要ないし必然があるところに事象は発生する。その事象が不可避のものと判断され得る状況に於いては、それは自己に対する批判であり課題であり糧であると言えるだろう。

 ならばやはり、前を向いてかないとね。日々直面する事々も、見方によっちゃそんなに悪いもんじゃないはずだし。  

2007年12月12日 20時34分30秒



 こんばんは、Windows Vistaの使い勝手にも慣れてきた「愛に生きる男」であります。何と言うか、感覚的に操作できるので楽ですね。「マイドキュメント」が無かったりいろいろ名前が変わってたりする部分もありますが、そこさえ押さえてしまえば全体としてスムーズに動く感じがしてます。まー前のパソコンみたいに「何もしてないのに底面のビスが外れる」なんて事がなければとりあえずはいいです(苦笑)。


 えーと、








































クリスマスの予定とか、

まだ大丈夫ですよ。



 ええ、ええ。  

2007年12月18日 23時19分44秒



 こんばんは、「クリスマス対応」のトップページの画像を、クリスマス終了後もこのまま年内いっぱいは放置の方向で検討している「愛に生きる男」であります。だからと言って、年が変わったら別にするとか、その辺もまったく未定だなんて秘密です。


 そういう訳(?)で、トップページ画像についてはなし崩し的にしばらく放置の可能性が極めて高い。思えば2007年唯一の新コーナー「リャクレキ」もペリー来航以降の更新が長らく滞っている。面目ない限りである。とは言ってもこの日記もほぼ週1で更新しているし、ちゃんと本数がたまったら「カコニッキ」に整理もしている。それに「雑記帳」も画像付きで小気味良いところが一部のマニアから熱い支持を受けてるし。うんうん、まあそれなりにちゃんと運営されてるんじゃないだろうか。基本的に俺様上等の個人HPなので、私がOKと思えば原則OKではあるのだが。それでも毎日数回〜数十回増えていくカウンターを見るにつけ、 あー世の中には暇人がようけおるわ周囲からの御愛顧に頭が下がる思いである。

 そんな感じのこのHPだが、少々リニューアルを計画中。いや、厳密には“メンテナンス”の方が正しいのかも。
 具体的に計画している作業は「コンテンツ整理」。このHPは2003年の5月に開設しており、現在約4年半が経過。変化のスピードが速いウェブの世界で4年半続くと、個人の単体でのブログはともかくHPとしては“よくやっている”部類に入るのではないだろうか。実態としては上述のように「日記の更新」が主な内容ではあるが、それでも「雑記帳」の併設や「愛に生きる男の真向勝負」などのサブコンテンツも展開している。「真向勝負」は今まで2回展開しているが、今でも「アレ、面白いけえもっぺんやれ」などの声を聞くほどである。そう考えると、基本的に気ままではあるが、まあ楽しくやってきたなぁと思う。

 そして現在検討しているコンテンツの整理だが、より具体的に言うと「ゲスト日記の整理」である。読んで字の如く、ゲスト日記をいくつか整理しようというのである。このHPでは開設間もない時期に「ゴシ日記」が加わり、その後幾人ものゲストライターを迎えての日記が展開されている。私を含めた相互の日記間で話題の交換が行われるなど、最盛期には非常なにぎわいを見せていた。しかし昨今、「mixi」に代表されるSNSの大規模展開により、ゲストライターの多くもそちらへと移行しているのが現状である。中にはこのHP内の日記とSNS上の日記を同時(ある意味では完全分離して)展開しているライターもいるが、ゲスト日記の多くが更新停止というのが現状である。
 しかしHP管理者としての私の基本スタンスは「来るもの拒まず、去る者追わず」であり、私から「更新止まっとるけえ消すで」的な事を言うことはない。あくまでライター自身からの申し出に任せることにしているのである。中には「年に1回程度、ゲリラ的に更新」という状況のライターもおり、それはそれで面白いと思う。逆にライターから終了の申し出があった場合には、その方向で然るべき作業にとりかかる、という手順である。

 ここで、カンの良い方は気付かれたかもしれない。
 私がコンテンツの整理を行うということは、その担当者からの“申し出”があったということ。それが「いくつか」たまってて一度に処理しようとしている、ということは…

 要するにまた「しばらく放置」してたって話である。イカンなぁ(苦笑)。
 そしてもうひとつ重要なのは「リニューアルを計画中」という点。乞うご期待(笑)。  

2007年12月26日 23時17分21秒



 こんにちは、久々の日中の更新の「愛に生きる男」であります。いよいよ2007年も今日を入れてあと二日。この一年はいろんな事があって、本当に早かったなぁとしみじみ感じる年の瀬。いかがお過ごしでしょうか。


 えー、




































































































ひげ剃りました(14年ぶり)。




















 それではみなさん良いお年を。  

2007年12月30日 11時19分00秒








ハッピーバースデー、俺。





 negi、しの、がみちゃん、ten、イチ、ぼんちゃんのパパ、その他みなさんもおめでとう。  

2008年01月04日 00時00分01秒



 こんばんは、確定申告の準備をせねばと考え中の「愛に生きる男」であります。正直、めんどいです(苦笑)。


 最近、昔のことを思い出すことが多い。もともと内省的思考傾向が強い方でもあり、“昔”と言ってもいいとこ数年程度の範囲に収まるものなのだが、それにしても「最近ちょっと多いな」と感じることがある。「もしや最期の時が近いのか?」と思ってみたりするのだが、一か月近く前から突然右目の視野がなんか異常に暗くて見えなくなったとか微妙に異常を感じてない訳でもないので、妙な気分にならなくもない(汗)。まあ基本的になツクリの身体みたいなので、あまり気にしないようにしようと思う。

 しかし何でまた、急に昔のことを思い出すようになったのか。少し考えてみたのだが、昨年来続けてきた写真の整理に原因の一端があるように思われる。2000年ごろから今日に至るまでに撮ってきた写真、正確な数字はカウントしてないので不明だが、少なく見積もっても5000枚以上の写真を延々と一枚ずつ、アルバムに入れて整理する作業を続けてきたのだが、それがこの年末年始の休暇中に完了したのである。いやー長かった、本当に(疲)。その整理の過程では当然過去の思い出の数々と対面することになったのだが、その時々の様子がまさしく走馬灯のようにまぶたに浮かぶようだった。おそらくこれがこのところ思い出すことが多い理由であり、また写真の整理があくまで予想外の長期戦になった最大要因であろう。

 何かの拍子に不意に思い出されるのだが、面白いのは、このところ思い出すのはいわゆる“印象深い出来事”ではなく「あーそんな事もあったなー」的な小さな出来事という点。まあ考えてみればイベント事などは話のタネになったりするので比較的話題にもなりやすく、記憶にもとどまりやすい。そうではない“隙間”にある出来事だからこそ、絶妙なタイミングで想起され、私にむず痒い感覚を残し得るのだろう。“状態”とでも言えるだろうか、個々の特別な出来事は当然印象深く残るが、“そうある事が普通”といった事柄についてはどうしても優先順位として上位に来ることは少ない。そうした“状態”的な出来事がよく思い出されるのだ。

 詳述は避けなければならないが、日々を通じて痛感するのがこの“状態”を旧に復することの難しさ。そうあることが自然であったがゆえに、それを取り戻す、再び手にする具体的な術がみつからない。しかし恰も魚が水中に居るのが常態であるかの如く、かつて存在した“状態”が失われたことで感じる閉塞感、喪失感。「失って初めて気づく」とはいかにも言い古された慣用句だが、なるほど、然も在りなんといったところで苦笑いがこぼれる。

 そんな新年早々、なんとか建て直さねばと思う今日この頃。  

2008年01月11日 23時52分14秒



四季のなほ定まれるついであり、
死期はついでを待たず。
―――――吉田兼好
2008年01月18日 21時14分01秒






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